2025/09/17 讀賣オンラインより引用
レスキュー商法で高額請求被害、「深夜で冷静な判断できず」トイレ水漏れ修理で140万円 : 読売新聞
トイレの詰まりなど、日常生活の急なトラブルに対応する「レスキューサービス」を巡り、不当に高額な料金を請求される被害が増えている。
国民生活センターによると、寄せられた相談は2014年度は1877件だったが、24年度は8318件に上り、同センターは注意を呼びかけている。
東京都内のマンションに住む女性(76)は3月の夜、壁からトイレのタンクに延びている給水管から水漏れしていると気づいた。
階下の住民宅の様子を見に行くと、業者を呼んだかどうか尋ねられた。
インターネットで検索し、一番上に表示された業者に電話すると、30代くらいの男2人が来てトイレを調べ、見積書を示してきた。
「壁面コンクリート削り工事26万円」「給水管一部敷き直し工事20万9000円」などの項目が並び、計約140万円。
「高い」と思ったが、自分で呼んだ業者のために断れなかった。
翌朝に再び来た2人は、約4時間かけて、コンクリート壁を壊して給水管を交換した。
女性は老後資金の中から支払ったが、知り合いの業者に調べてもらうと「これなら40万円でできる」と言われたという。
女性は「深夜で誰にも相談できず、焦って冷静な判断ができなかった」と振り返った。
この工事を行った業者は、「3万5000円程度で水漏れの修理ができる」などの虚偽広告をウェブサイトに掲載していたとして、消費者庁が7月、消費者への注意喚起のために事業者名を公表した。
国民生活センターによると、レスキューサービスを巡る相談で24年度に最も多かったのは害虫・害獣等の駆除で2408件。
トイレの修理は2006件、カギの修理・交換は1915件と、焦っている時に利用するサービスが多い。
「レスキュー商法被害対策京都弁護団」事務局長の増田朋記弁護士は、「会社名を変えては、同じようなサービスで不当な料金を請求するという業者もいて、このような業者から金を取り戻すのは難しい。
信頼できる業者を普段から調べておき、トラブルの際にその業者に頼むようにしてほしい」と話している。
